(目的)

第1条　この規程は、本組合の運営に関する改善について職員の自主的な創意工夫による提案を奨励し、組合運営に関する新しい手法及び仕組みの創造を促進することにより、質の高い行政運営を実現し、網走地区消防組合の発展に寄与することを目的とする。

(提案の要件及び種類)

第2条　提案は、組合運営に関する企画、考案、改善、提言等についての創意工夫による具体的なもので、次の各号のいずれかに該当するものでなければならない。

(提案者の資格)

第3条　提案をすることができる者は、本組合の職員(網走地区消防組合消防職員等定数条例(昭和46年条例第10号)第1条に規定する職員をいう。以下同じ。)とする。ただし、管理職及び係長職にある者の提案は、前条第2項第2号の自由提案に限るものとする。

(提案の時期)

第4条　職員は、随時提案することができる。

(提案の奨励)

第5条　消防長は、提案の強調期間を定め、その奨励に努めるものとする。

(提案の方法)

第6条　提案をしようとする者は、提案書(第1号様式)に必要事項を記入し、総務課長に提出しなければならない。

(提案の受理)

第7条　総務課長は、前条第1項に規定する提案を受理したときは、提案受付簿(第2号様式)に記載し、提案受理通知書(第3号様式)により、提案者にその旨を通知しなければならない。

(審査委員会)

第8条　提案の内容を審査するため、網走地区消防組合職員提案審査委員会(以下「委員会」という。)を置く。

(提案の審査)

第9条　委員会は、別表第1の審査基準により提案を審査し、優秀と認められる提案(以下「優秀提案」という。)を決定するものとする。

(結果の通知)

第10条　総務課長は、委員会の審査の結果について提案審査結果通知書(第5号様式)により、提案者に通知しなければならない。

(提案の実施)

第11条　消防長は、優秀提案の事務を分掌する所属長に対し、必要な措置を求めるものとする。

(表彰)

第12条　消防長は、網走地区消防組合表彰規則(昭和60年規則第1号)により、優秀提案の提案者を別表第2に定める表彰基準に応じて表彰する。

(公表)

第13条　消防長は、優秀提案の内容を公表するものとする。

(人事記録)

第14条　消防長は、優秀提案の提案者に関し、人事記録にその旨を記録するものとする。

(諸権利)

第15条　この規程による提案のすべての権利は、網走地区消防組合に帰属するものとする。

(委任)

第16条　この規程の施行に関し必要な事項は、管理者の承認を得て消防長が別に定める。