網走消防署南出張所に10月25日(月)、最新機材を積載した高規格救急車が配備されました。また同日、同所において納車式を執り行いました。 今回の車両の特徴は、これまで別々の資機材だった「患者モニター」と「除細動器」を一体式にし、また血中の酸素濃度を計測する「パルスオキシメーター」は、一酸化炭素中毒を測定できるものを導入しました。更には、エレベーターのない建物でも階段を使って効率良く患者を搬送することができる「イーバックチェアー」を装備。これまでは、患者を専用のシートに乗せて搬送していたため、患者・隊員双方の負担になっていたが、この装備は、椅子に座った姿勢を保ったまま搬送することができ、米国同時多発テロでも活躍した資機材です。 |