5月18日〜20日までの3日間、大空消防署東藻琴出張所において、地元、東藻琴高校3年生の男子3名による職場体験学習が行われました。
 学習の内容は、消防施設の見学や放水体験、空気呼吸器を装着した濃煙内体験、救助資機材の使用体験、救急訓練、車両出動訓練などで、普段、消防隊員が行っているような、より現場活動に近い、臨場感のある活動を体験してもらいました。
 体験学習を終えた高校生からは、「めったに出来ない貴重な体験ができて良かった!」、「消防の仕事は自分が想像していた以上のものだった!」などの声が多く聞かれ、非常に有意義な経験が出来たようでした。
 
            

   
      
 
 〜職場体験学習を通じて得られる成果〜
 我々、消防職員は日頃から、実災害に備えた訓練の練磨を重ねています。そんな中、今回の様に、興味・関心・疑問を強く抱いた高校生と同じ時間を過ごす中で、現場活動では最も必要な「意思の伝達」=「人に伝える」事の大切さを再確認することができます。「どのようにしたら、自分の思いを短い時間でわかりやすく伝えられるか…」、簡単なようで難しい、これこそが1分1秒を争う災害現場では重要なテーマであります。
 職場体験中に、上手く説明が伝わらない事も多々あるかもしれませんが、将来、消防士を目指す高校生や中学生の皆さん、今後も多くの参加者をお待ちしています。