
救急車は生命の危険を伴うけがや急病者の方々を一刻も早く医療機関へ運ぶための緊急車両です。ところが、救急車で運ばれる人のうち、緊急性のない「軽症者」の割合が半数以上を占めるようになり、こうした利用が救急医療体制の混乱を招いています。中には、通院や入院時のタクシー代わりに救急車を利用する方もいます。救急車本来の役割をよく考えて、安易な利用はやめましょう。 | ![]() |
こんなときは迷わず救急車要請(119番)を!
2006年に道内において救急車で運ばれた人数は過去最多の206,000人に上り、10年前に比べて4割も増加しました。これに伴い、救急車が現場に到着する所要時間も延びています。(全国平均/1996年6.0分⇒2006年6.6分=30秒以上の延長)。心配停止状態に陥った人の生存退院率は、救命処置が1分遅れるごとに7〜10%低下すると言われ、秒単位の遅れが救えるはずの命を左右します。救急車の不適切な利用を道民全体の責任として見直しましょう。それがひいては自分自身の命を守ることにもつながるのです。 | ![]() |
〜北海道小児救急電話相談〜
受付期間 月〜土曜日:午後7時〜11時
電話番号 011-232-1599
短縮ダイヤル #8000 (※家庭のプッシュ回線、携帯電話から)
相談時の注意 呼吸停止や大けがなどで明らかに重症と分かるときは、直ちに119番通報してください。
〜北海道救急医療・広域災害情報システム〜
インターネット http://www.qq.pref.hokkaido.jp/qq/qq01.asp
フリーダイヤル 0120-20-8699
携帯電話・PHS 011-221-8699
FAX案内サービス 011-272-8699
救急車を呼ぶ前に、救急病院に駆け込む前に、状況に応じて利用して下さい。