平成23年6月7日(火)、大空消防署では、本格的な登山シーズンを前に藻琴山
(1,000メートル)において夏山での実践的な山岳救助訓練を実施しました。
『藻琴山山頂付近において、登山者の男性1名が転倒し足首を負傷。山頂付近は、視
界不良のためヘリコプターによる救出は不可能である。』との想定で、藻琴山8合目か
ら徒歩隊が現場まで急行し、事故発生地点(山頂)にて要救助者の応急処置を実施後、
担架にて藻琴山8合目まで搬送を行いました。
訓練には、網走消防本部2名、大空消防署19名、計21名の職員が参加しました。
また、同じく藻琴山を管轄する隣接消防本部の美幌消防から4名、小清水消防から7名、
計11名が、今後の発生が懸念される本事案の迅速な対応と合同訓練に向けた視察を行い
ました。